睡眠障害・不眠症

「眠れない」という症状に悩む方は多く、現代社会の日本において5人に1人は不眠に悩み、20人に1人には睡眠薬の服用経験があると言います。近年、増加傾向にある不眠症の症状や原因、解消法についてご紹介していきます。

不眠症とは

不眠症とは

睡眠障害の1つに不眠症があります。これは、十分な睡眠が取れない、つまり眠れない状態が長期に渡り続く事を指します。しかし、不眠症の定義は客観的に見て「〇〇だから、あなたは不眠症です」と診断されるのは少ないです。主に、眠れない事で悩む本人の主観的な症状で診断されます。睡眠時間の長さ、質も関係はありますが一概にこの2つだけで診断される事はありません。具体的には、以下の2つを満たす状態を基準としています。

・十分な睡眠が取れていない、感覚が本人にある
・眠れない日々が続く事で、日常生活に支障が出ている

2つも当てはまる場合は、恐らく不眠症と考えられる節があります。もし、睡眠時間は十分でなくてもそれによって生活に悪影響がなければ、それは不眠症とは言えません。人によっては、睡眠時間の平均が約2時間であっても、困る要素がない場合は問題ありません。個人差はありますが、睡眠時間は約3時間~10時間の間だと言われ、極端に睡眠時間が短いのが続いている際は今後、生活に支障をきたし不眠症を発症する可能性があるため、注意しなければなりません。

睡眠障害・不眠症の症状

睡眠障害・不眠症の症状

睡眠障害の中にある不眠症の代表的な症状は、入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒、熟眠感欠如と4つがあります。当てはまるタイプによって、治療法も変わってくるため自分がどの症状に悩むのかしっかりと理解する必要があります。

入眠障害

寝る支度を終え、布団に入っても睡魔が来ることなく約30分以上経過しても眠れない状態です。眠れないからと変に焦り、眠らなきゃ、と強く意識すればするほど寝付きが悪化していき余計に眠れなくなる人が多いです。

中途覚醒

眠りが浅い影響で、睡眠中に何度も目が覚めてしまい、その後もう1度寝ようとするが寝つけない状態のままを指します。

早朝覚醒

起床時間の2~3時間前に目が覚める状態です。分かりやすく例えると、午前7時に起床する予定が、その時刻よりも約2時間早い午前5時に起きてしまい、二度寝しようと思っても寝つけずにそのまま起きているパターンです。

熟眠感欠如

十分な睡眠時間を確保し寝たにも関わらず、眠りが浅いのが原因で熟睡できていない、疲れが取れず眠った気がしない状況です。

現れる症状は1つだけとは限りません。2つ、3つと複数の症状が組み合わって起こるケースもあります。

睡眠障害・不眠症の原因

睡眠障害・不眠症の原因

睡眠障害・不眠症の原因は心理的な原因が大半を占めていると言われます。その中でも特にストレスに関して起こる不眠がもっとも多いと言われています。また海外旅行や出張による時差ボケ、受験勉強、仕事による勤務シフトによる生活リズムの昼夜逆転など生活環境が大きく変化することでも発症したりします。医学的には、これらの原因を大きく5つに分けており、通称5つのPと呼ばれており詳細は次のとおりです。

●心理学的原因(Psychological)
学校や仕事先の人間関係や、そこで発生する問題を抱え、それについてずっと悩み、緊張状態が続いていると、寝つきが悪くなります。目をつぶると、その光景が頭に浮かんでくるからと余計に眠れなくなるといった状態です。このように悩みや不安事がある時は、一時的に眠れなくはなりますが、これらが解決すると再び眠れるようになります。しかし、あっさりと解決できない時はより深く考え込み、不安を煽るため症状が悪化してしまいます。

また、強いストレスも悪影響のもとです。ストレスは、脳の中枢神経を刺激し興奮させ、睡眠を邪魔する働きがあります。これで起きる不眠症は一過性ではありますが、ストレスの原因に心当たりがなかったとしても、眠れないのに対し無意識にストレスを抱いています。そのため、眠ろうと試みても眠れず、長期に渡る不眠に陥る場合があります。
●精神医学的(Psychiatrica)
心の病として代表的なうつ病や、自律神経失調症、不安障害など患うと合併症として不眠症になる事があります。慢性的に抱える精神的ストレスが引き金となっているケースが多いです。反対に、不眠症を患うとうつ病を発症してしまう逆のパターンも存在します。

精神疾患患者の多くは、不安除去を行い精神を安定させる手助けする脳内の神経伝達物質のセロトニンが大きく不足しています。セロトニンは不安を取り除く以外にも、体内時計に働きかけ自然な眠りへと導くメラトニンの分泌を促進する役割も担っています。
●身体的原因(Physical)
身体のどこかに痛みがあると、それに伴う影響で眠りにつく事ができない状態です。呼吸疾患で喘息を患い睡眠中に咳が出て眠れない、アトピー性皮膚炎で痒くて眠れない、腰やリウマチで関節に痛みが走る場合などは、たとえ眠りにつけても浅い眠りが続くため不眠症に陥る可能性があります。
他にも糖尿病、高血圧、狭心症、胃潰瘍、脳血管障害など何か別の病気を抱えているときも同じです。それに加え、これらの病気を治療する薬の副作用で発症する経緯も存在します。高齢者だと睡眠中に襲ってくる尿意で目が覚めるといった、身体に現れる症状で眠れない状況を指します。
●生理的原因(Philological)
仕事の勤務体系、海外旅行による時差ボケ、寝室環境などによっても睡眠できるかどうか変わってきます。人にはそれぞれ、自分なりの生活リズムがあります。多くの場合、朝に起きて昼間は仕事、夜には睡眠といった流れが通常ですが、中には昼間と夜間の勤務体系は交代制で睡眠時間が一定ではない場合もあります。眠りたい時間帯に寝れないのは、苦痛と同時に不眠の原因にも繋がります。自分の中でも生活リズムが少しでもずれてしまうと、眠れない悪循環を生み出します。

また、日常生活の中で朝日を浴びていない、室内でずっと過ごす時間が多いと体内時計が崩れ、適切な時間帯に眠気が訪れない時があります。朝日は体内時計をリセットして、朝日のおかげてメラトニンの分泌を活性化させます。食事の時間帯や適切な運動をしているかどうかでも、寝つきや睡眠の質は変わってきます。
●薬理学的(Pharmacological)
先程、身体的原因でも少しお伝えしましたが、何か病気を患ってしまいそれを治療するために薬が処方されます。その薬が原因で逆に眠れない状況を生み出してしまう事もあります。また、眠れない時はお酒を呑むと眠れる、といった話を一度は耳にした事があるかと思います。アルコールを摂取すると寝つきは確かに良くなるかもしれませんが、睡眠の質を低下させます。睡眠中にアルコールが切れた反動で途中で目が覚める中途覚醒を引き起こす原因になりうる場合もあります。アルコールの依存は、現在安全性の高い睡眠薬よりも強いと言われています。
そして、タバコに含まれるニコチンやコーヒーやお茶などのカフェインにも脳の神経を覚醒させる力があるため、眠りの質を悪い方向へと導きます。これらの成分が引き金で、不眠になるケースもあります。

睡眠障害・不眠症の弊害

睡眠障害・不眠症の弊害

睡眠障害により日常に以下のような弊害をきたします。
・疲労感または不快感
・記憶力の低下
・集中力の低下
・眠気
・仕事や勉強のパフォーマンスの低下
・頭痛または消化不良

ぐっすり眠れない日々が続くと、昼夜関係なく眠気が常に停滞し、上記で説明したように集中力、記憶力の低下に繋がります。集中力が途切れると注意散漫となり、運転中に大きな事故を招く危険性が潜んでいます。ホルモンの分泌と自律神経の働きにも乱れが生じるため、食欲増加に繋がり肥満になりやすい事が分かっています。さらには、血糖値や血圧が高くなり、糖尿病や高血圧を招くリスクがある事も研究で明らかになっています。生活習慣の悪循環が進んでしまい、心筋梗塞や脳梗塞といった命を脅かす危険度が増す事に繋がってしまいます。

仕事の勤務体系はどうしても変更することができない人も多いかと思われます。そういった方に対しても睡眠薬は欠かせなくなります。ルネスタソナタなどの睡眠薬で質の良い睡眠を取り戻し、睡眠障害、不眠症を治療していきましょう。

睡眠障害・不眠症の解消法

不眠症の解消法は、大きく分けて薬を使用しないやり方と、薬を使用するやり方の2つに分けられます。使用しない方法で改善できるのが理想的ではありますが、症状に応じては薬を服用する事で早めの治療と改善が望めます。

生活習慣の見直し

生活習慣の見直し

不眠解消に効果的な運動方法などがあります。激しい運動は疲れ過ぎて逆に不眠を煽る傾向がありますので体の緊張をほぐす程度の体操や早足での散歩などがいいでしょう。また生活習慣などを見直し、体内時計をリセットさせるためにも、なるべく太陽の光を浴びます。太陽光を浴びると約14時間以降に眠気がやってきて、自然と一定時刻に就寝と起床ができるようになります。睡眠時間にこだわらず、自分にあう適切な時間を見つけるのが大切です。もし日中に眠気がある時は、午後4時までに約30分~60分の昼寝が効果的です。他にも朝ご飯を食べる、寝る前にリラックスをする、などを心がけていきましょう。寝室は音や光を遮断し、夏は25℃~28℃、冬は16℃~19℃、湿度は50%~60%が理想な睡眠環境だと言います。そういった習慣を見直す事でより快適な睡眠を取り戻せるでしょう。

睡眠薬、睡眠導入剤

生活習慣だけでは補えない部分が多少でてきます。そのような時は、睡眠薬が快眠の補助をしてくれます。メラトニン分泌に関わるセロトニンや、脳の神経など原因である部分に直接働きかけるためより効果的に治療と改善が行なえます。睡眠薬は怖い、と敬遠されがちですが、現在主流になっている薬はどれも安全性が高いため、正しい服用方法を守っていれば大きな問題が起きる事はありません。偏見を持たず、改善するためにも、最初はかかりつけ医や睡眠の専門家たちとよく相談してから使用します。しかし、他の病気が原因で不眠症を発生している場合は、先にそこから治療を行うため治療に時間がかかる場合がございます。

その後は、経済的と身体的・精神的負担を減らすために薬の購入は通販サイトを利用します。通販では手軽にそういったルネスタやバスパージェネリックバスピンのような睡眠薬、睡眠導入剤を購入する事ができます。国内では販売されていないものや、ジェネリックなども豊富に揃っています。病院で処方されるより通販の方が薬価もお求め安くなっています。自分に合った治療薬を見つける事ができるでしょう。また実際に使用した人の口コミなども見れるので参考にしてみるのもいいでしょう。